10/7、イスラエルへのハマスのテロ攻撃について、多くの日本の中東専門家なるものはイスラエルが領土を奪い、特にイスラエルがガザ地区のパレスチナ人を抑圧し、耐えきれなくなったガザ地区のハマスがテロ攻撃を行ったと言及します。
このことに対し、多くの日本の一般人はアラビア語を読めるわけでもなく、かといって英語を読め理解できるわけではありません。そのため、複雑な中東問題を理解するには肩書のあるよくテレビに出ている専門家のフィルターを通してその姿を捉えることになります。
そんな中、今回の紛争について領土問題からこの紛争について詳しく解説をしているYouTubeがありました。多くの専門家と違い根拠を示したうえで解説しているので信憑性があります。この解説を聞くと日本の多くの専門家が言及するイスラエルの姿とは全く違います。
例えば領土問題についてはこのような解説があります。
ハマスのプロパガンダを撒き散らす日本の中東研究者たち
他にも今回の紛争についても根拠をもとに詳しく解説しています。
さて、今回のイスラエルハマスの紛争について多くの日本の中東専門家の言及には特徴があります。
それは、
・ハマスをテロ組織だということは言及しない。
・イスラエルは民主主義国家にも関わらずテロ国家と位置づけ解説する。
・ハマスによる声明、論理ををそのまま吟味もせず解説する。
という点です。
さらに、絶対に言及しないことがあります。
アラブ社会の闇
国連監視団体UNウォッチの報告書では、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は約2万人の教師を含む反ユダヤ主義者やテロリストの支援スタッフを雇用しており、その思想には批判できない状況にある。さらに、大きな問題は、国連UNRWAは1960年代から長年に渡り教育においてテロ行為を正当化する教育を行っており、新たなテロリストを生み出していると主張しています。
つまり、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の教師は1960年代から子供たちに対してイスラエル人を殺害することは良いことだと教育しているのです。これが新たなテロリストを生み出す元凶となっています。また、職員もテロリストの支援スタッフを雇用していることから支援物資などは全てハマスに直接渡ることを示唆しています。
ドイツはこの団体(UNRWA)の支援金を停止しています。
速報: ドイツは内部審査を受けてUNRWAのガザ支援を停止。
資金凍結に対するドイツの広範な支持は、パレスチナの教材が憎しみを広め、ジハードを美化し、反ユダヤ主義を促進するために使用されていたという発見から生じた。
ハマス幹部の莫大な資産
ハマス幹部の資産について、単純に考えて貧困な地区であるにも関わらず、ハマス幹部が6000億円?(一説によると3人で2兆円とも言われています)の資産を保有していることです。仮に福祉団体としての顔があるのであればこの資金でガザ地区の発電設備、水道設備などのインフラを余裕で建設することができます。
水道管をロケット弾に
ハマスは海外の支援で敷設された水道管を掘り起こしロケット弾の製造材料にしています。一般市民の生活よりテロを重視していることになります。政治、福祉の面があるといわれても理解できないでしょう。
これらのことを日本の多くの専門家は指摘も言及もしません。つまり、これが日本の中東専門家のフィルターなのです。