現在は、時刻表、地図がなくてもスマホさえあれば、観光地でもレストランでも誰に聞くこともなく検索が可能で目的地へ行くことができます。大変便利になりました。地元の誰にも接することなく決めたルートを辿ることができるのです。
そういう旅もありですが、みちくさをすればもっと楽しいものになるはずです。 まずは地元の人に尋ねることです。例えば同じ場所へ行くにしても近道、地図にはないルート、危険な道、地元の人しか知らない観光地等々。 海外ならばいざ知らず国内なら言葉は通じるはず。 せっかく知らない土地に来たのであれば地元の人と接することでその土地柄、親切度、などが分かります。そのことで新たな発見があるかも知れません。旅は意外性があった方が面白いのです。
以前北海道へ行ったときに、同じ旅人からもう観光地化された場所は終わりだとの話を聞いたことがあります。つまり、人がバスでいっぱい押しかけてくるようなところは行きたくないということなのです。たしかに静かに見守りたい場所というのもあるのですが、今はその情報もすぐに広まりレアな情報ではなくなってしまう傾向にあります。とはいうものの、土地柄というものはそう変化するものではありません。地元の人と接触することも旅の1つの醍醐味だと思います。