旅行とは普段の生活空間から一定の期間交通機関を通して別の空間に移動することを言います。旅行の種類は形態に関係なく大まかに分けて２つに分けられます。
例）商用旅行、研修旅行、取材旅行、受験旅行、試合遠征旅行
２.自分意志で楽しむために行く旅行
例）新婚旅行、家族旅行、社員旅行、卒業旅行、鉄道旅行、自転車旅行、徒歩旅行、船旅、一人旅
１.の場合、旅行以外に目的があるため旅行自体を十分楽しむ事は出来ません。これは単なる移動なのです。
２の場合であっても、複数で行く旅行は人間関係の良し悪し、しがらみなどで自分の意志とは関係なく行かねばならない場合もあります。また、ここへ行きたいという意志が強い人が複数居るとどうしてもぶつかってしまいます。計画段階でよく練っておくことが楽しい旅行となるでしょう。
本来旅行というものは普段の生活環境が変わることで気持ちをリフレッシュし、これから生きていくためのエネルギーを充電するために行くものです。嫌な思いをしたり、他人に心配させるのであれば旅行はやめるべきでしょう。行くのであれば気持ちを切り替えて楽しむことを考えることです。
いい旅というのは、その土地で色々な人と話をしたり、自分の知らないこと、未体験なことを吸収し楽しむことではないでしょうか。人間関係を良好にしようという目的で団体旅行するのは根本的に無意味です。誤解を解くきっかけになるかも知れないでしょうがそれは普段から心がけて行うものなのです。例え相手に悪気がなくても、良く思っていない人の発言ほど悪く取りその事がさらに事態を悪化させるというのが常です。
意外と、旅に出てみると、世界観が変わったり、また違った目で相手を見るようになれたり、自分の了見の狭さを感じるようになるかもしれません。普段の生活から見つけ出す事の出来ない自分を見つけだす可能性があるのです。もちろん行くからにはまず周りの人の理解と協力を得て心配をかけないようにするという事が最低限必要な事です。また、物事を悲観的に考えず、前向きに捉える意志が必要です。それが楽しい旅にする第一歩です。
こういう人間関係に縛られることなく自由わがままに旅行を楽しめる唯一の方法は一人旅です。一人旅というとしたことのない人から見ると不安が頭をよぎるものですが、実は、いざ行ってみると同じような匂いをしている人が結構居て居心地の良いものなのです。どういう形態であれ行ってみようかなと思ったときが旅行へ行くときです。どうせ行くのなら楽しい旅行にしましょう。